4月頭に産育休から復帰した後、慌ただしい毎日を過ごしているうちにあっという間に5月が終わろうとしています。
さて今回は、板中で働くパパママにとって強い味方である板中のシステムについてです。
2週間前わが家の末っ子(0歳)が風邪をひいたのか鼻水がドバドバ。数日後には微熱も認め、保育園に預けるのは難しそうな状態となりました。そんな時に頼りになるのは当院の病児保育です。体調悪そうな子供を無理して保育園に行かせ、結局途中で発熱してお迎え来てくださいの電話がくる。…親も子も保育園もただ辛いだけのそんな事態を回避でき、安心して働けます。
ただ今回はただの風邪ではなく、RSウイルス感染でした。RSは乳幼児にとって時に重症化する感染症です。私が気管支系が弱いせいなのか、上の子たちもRS初感染時はしばらく入院が必要でした。そして末っ子も御多分に洩れず、病児保育で預かってもらった日には既に酸素投与が必要な状態で、そのまま小児科に入院させてもらいました。数日間は病勢が強くなる一方で、家で診ていたら不安になったであろう状況でしたが、何かあればすぐに駆けつけられる所でしっかり加療してもらえている安心感があります。
そんな末っ子も今日から保育園に登園です。
子育てと医師としての仕事、どちらも手を抜けない毎日の中で、いざというときに頼れる場所がある。これは本当に心強いです。これまでも上の子たち2人が何度もお世話になっていますが、これからも3人とも何度もお世話になると思います。小児科Dr、小児科病棟の看護師さんや保育士さんなど、本当に頭が上がらないです。
今は3人とも家の近くの保育園に通っていますが、上の子たちは院内の保育室に通っていた時期もあります。その保育室は、普通の保育園が開いていない日にスポット利用することもできます。
病児保育制度だけでなく、院内保育室など、わが家の育児において、板中自体が欠かせない存在です。
板中は小さな子供のいるママさんが多いですが、いわゆる「ゆるふわママ女医」ではなく、ほぼフルタイムでバリバリ働く人ばかりです。もちろんそれができるのは、家族や子供たちの協力、本人の努力などもありますが、職場の理解や子育てを支援してくれるシステムも大きな要因かと思います。
子供がいるor子供が欲しい、家族の時間を大事にしたい、でも医師としてちゃんと働きたい。そんな人にオススメの病院ですよ!